マーメイドラグーンの一角を作る〜番外編〜
※以下、素人のトライアンドエラーのため、あまり一般的でないかもしれません。
※趣味なのでクオリティはあまり期待なさらず...
いつも作っているマメラグのミニチュアに、BGM(地上の方ですが)を流したかったので、流してみました。先にお伝えすべき点として、ピッチ(音程)が大変酷いのでお気をつけください。奥のスピーカーから鳴っています。
せっかくなので、たどたどしいながら、BGMも自分で再現(演奏)してみました。聞こえにくいですが、ピアノ、バイオリン、トランペットが鳴っています。
自作のミニチュアで遊んでいます。※奥のスピーカーから音が出ていますが...あまり上手くないです... この後ブログで説明します。 pic.twitter.com/YnhvzvC5UB
— かなこ (@red_lion_fish) 2021年5月29日
あまりピアノが聞こえないですね...本当は1分ほどあり、ちゃんとループもしますが、だいぶ聞くに耐えないのでこの辺のみでご容赦ください。いつかうまくなります。
さて、過程を説明します。
1. 自作のミニチュアにBGMを流す方法を考える
元々BGMを流したいと思っていて、適当なワイヤレススピーカーを購入し、仕込もうとしていました。あまり電子機器には詳しくないので、スマホやPCで音声を再生し、その出力先がこのスピーカーになれば良い、と思っています。
あとは音声を用意すれば良いです。
2. 楽譜を書く
記憶に頼りながら、頭の中で鳴っている部分の2曲くらいを、耳コピで楽譜に落とし込みます。環境としてはピアノ・バイオリン・トランペットが使えそうなので、それらの楽器に適当にパートを割り振ります。
印刷したかったので、museScoreという楽譜作成ソフトを使いました。
この辺りの記事で、「いつになるかわからないけど企んでいる」と言っていたものです。
とりあえず、下記を考えながら、譜面はできました。
・ループして違和感の無いように切り取ること (動画のみだとわからずすみません)
・各楽器で辛くないキーの曲を選ぶこと(C durの曲にしました)
・各楽器の技術が高くなくても、なんとかなるようにすること(例えば、トランペットのハイトーンは出ない)
3. 録音する
いずれも、(全部合わせて)とりあえず1日練習した状態で録音してみています。日常的に楽器に触れる人では無いので、だいぶ無茶です。
3-1. ピアノを弾く
幸い、録音機能のついたキーボードがあります。取扱説明書を読むと、DAWソフト(デジタルで編曲できる)の入ったPCがあれば、演奏データを出力できるようです。macPCに標準で入っているGarageBandがDAWソフトのようなので使います。
自分で書いた譜面に沿ってキーボードを演奏し、演奏データを入れました。ピアノは小さい頃確かに習っていましたが、酷く飽き性なので、不真面目な生徒だったことしか覚えていません。雰囲気とノリで弾きます。
3-2. バイオリンを弾く
一番不慣れな楽器です。1年弱触れたことがある、レベルです。1stポジションから動けないので、パークで流れている音をオクターブ下げて弾きます。
録音ですが、3-1のPCで作成したファイルをiOS用に変換し、iPhoneのGarageBandで直で録音しました。この辺りの互換性は少し注意が必要そうです。
3-3. トランペットを吹く
1-2年ほどのブランクがあります。たまに気が向いたら吹く程度ですが、現役時も全然上手くならなかった記憶が蘇ります。実は、トランペットの練習を再開したかった、という裏目的もあります。
とはいえ、他の音源が揃って嬉しかったので、勢いで押入れからラッパを取り出し、カラオケに持っていき、録音してきました。最高音はG(実音でソ)でしたがなんとか出てよかったです(動画には入っていません)。
バイオリン同様、iPhoneのGarageBandを開きながら録音しています。
4. 音を合成する
合成するといいつつ、ほぼ元々GarageBandに頼りながらここまで来たので、多少の音量調整ができたのでそこはした上で、音声ファイルを出力しました。
この音声データをPC上で再生し、スピーカーで流したのが、最初に紹介した動画です。
感想
1回やってみたかったので、満足ですが... 聞くに耐えないので、実際ミニチュアが完成した時は、きっとパークBGMの音源を探してくると思います。
そしてこの楽器だと、技術はともかく、ワールドバザールのBGMもきっと演奏出来そうです。
こういうレベルの「やりたいこと」が大量にあります。
今回は以上です。
マーメイドラグーンの一角を作る34
地上を作り始めました。とりあえずこの部分を作ると次が見えてくる気がするためです。今回の進捗は、見えているものでほぼ終わりです。
前回、海底がだいたいできたという話をしていて、地上を作りますというところで止まっていましたが、その地面部分にあたります。
ただ、このプラバンのみでは薄いので、この上に1cmくらいの厚みを作って、中に必要な電気を通したりします...という程度の粒度でしか考えていません。
過程というほどでは無いですが... プラバンを曲線で切る方法をいまだに知らないので、都度穴を開けてはカッターで直線で切る、を繰り返しています。見える部分でないので適当ですが、ある程度やすりがけをしています。今回切ったところは数時間かかりました。
前に、電源やらスピーカーを埋め込むと言っていたスペースは、切り取ってあります。地球儀が見えるのが可愛いです。
次回は...
どこから手をつけるか迷いますが... 電飾を、と話していたので、海底に入れる光をどこに置くかを考えます。
おまけ
やりたいことが多過ぎて時間が足りません...
マーメイドラグーンの一角を作る33
小物を配置しました。海底部分が大体完成しました。厳密に本物と同じにする技術は無いので、雰囲気が伝われば良いと思っています。最初に作った地球儀の存在感がすごいです。ちょっと大きいですね...
真上から見ると、こんな感じです。
作成を始める前、どのような計画をしていたか思い出していたのですが、下記のような図を描いていたようです。おおよそ、達成できたかなと思っています。
ちなみに、マーメイドラグーンのミニチュアを作り始めたのは、昨年の7月でした。
ほぼ接着していくのみですが、過程を説明します。前回も貼りましたが、これらの小物を接着していきます。
まず、このように土台があります。
ここに、海藻と、フジツボを貼ります。フジツボは特に説明していなかった気がしますが、鏡を作ったときに、一緒に樹脂粘土で造形していました。アクリル絵の具で色を塗っています。
次に、この低い部分に本と貝殻を置きます。
右側の段になっている部分には、当初置こうとしていた宝箱やサンゴを置きました。これは、実際にこれに近い一角があります。
そして、ここで地球儀の位置は地面の上ではないなと思い、ここに置き直しました。
鏡の位置を、少し奥まったところに接着することにしました。また、かなり前に量産したヒトデも、壁にやっと貼ることができました。
最後に、時計などを置いて、完了です。
構造の都合上作っておいた柱については、まだ接着していません。この後の工程によって必要そうとなれば接着します。
参考までに、いつもの完成イメージです。この後が本当にノープランなので、見ていると不安になります。
次回は...
一区切りついたという感じがします。いよいよ、天井を作っていきます。ここができると、地上のことを考えられるようになります。
引き続きマイペースに製作を続けていきます。
絵(山の中の線路)
※画像の多い記事です。
久しぶりに絵を描きました。
このご時世になる前に、旅行へ行った際に、思わず写真を撮ってあった風景です。ずっと絵にしたいと思っていた風景でしたが、数年越しに形にできました。観光地付近なので、おそらく詳しい方はわかる場所なのかなと思います。
作業量は、終日作業を7日間、くらいです。
元写真もあります(ぼかしています)。
ほぼそのままですが、絵にする上でノイズになりそうな部分は落としていたり、絵の中での辻褄を優先したりしている点はあります。
過程というか、単純に途中の写真を並べるのみになってしまいますが....
最初にある程度、色合いを決めていました。アニメーション背景のような、写真にしては少しイラストのような、自分の描きたい絵に対する色の選び方が、安定してきたかなと思います。空の色はいくつか試していましたが、結局私はB14の青空が好きなので、しばらく飽きるまでB14で青空を描くことになりそうです。
ここからはひたすら製作過程です。とにかく手前にあるものから描き始めます。
この辺が一番不安になっていた辺りです。
濃い影を入れるとパリッとします。
街灯も生やします。
裏側の植物を塗ります。常に、明るい緑(YG11)から塗って、
葉っぱの形を残しつつ、全体のバランスを意識しつつ、影を落としていきます。
コピックでの遠景の植物の塗り方は、一旦これが良さそうだな、というところに落ち着きつつあります。彩度は高い方が好きなので、鮮やかな緑色を選んでいます。
一番不安になる線路を描き始めます。この線でパースが決まりますが、目分量です。
上の線はふにゃふにゃですが、横線を入れていくことによってパースが見えてきます。
色を塗ると、だいぶ違和感が薄れました。
レールの影を落とすだけで、かなりリアルさが変わります。
右側に木を生やしていきます。
生えました。線路のコントラストと合わせるために、一番濃い影は同じ色(E79)を使っています。
いっぱい線が通っていたので通します。パースを作ってくれます。
奥行きが出てきました。左側にも緑を生やします。遠いので、色味を少し変えています。
針葉樹っぽい木たちです。ここの木の色はBG18、G29です。
ほぼ完成です。
最後に後ろの山を置いて、空を塗ります。鏡が、元写真でほぼ何が映っているかわからなかったので、絵の中で何を映そうか考えます。
青色を入れたかったので入れることにしました。これで完成です。
コピックでの風景画は、小さいものも含めると、7-8作品ほど描きましたが、
この辺の絵と比べると、植物の描き方はだいぶ変わったなと思います。
絵の中で、
・鮮やかで、明度と彩度のコントラストがはっきりしている)
・線画の良さを生かす(線画のある部分・ない部分を両立させる)
・立体的でありつつ、平面的な表現
のあたりが、自分の絵の中で軸にしていきたい部分のようです。
このご時世でコピックの補充も難しい状況で、使う色がマンネリ化しつつありますが、無理なく今できる範囲で楽しみたいと思います。
絵の方の製作はかなりマイペースですが、引き続きよろしくお願いします。
マーメイドラグーンの一角を作る32
最後の小物をつくりました。本当に細かいです。おおよそ、壁に貼ります。
過程と言うほどでもないですが、説明します。
まず、海藻を作ります。といっても、厚紙を、それらしい形に切り取り、
紙なので、簡単に着色してあげるのみです。
また、本もいくつか置きます。以前も本は作成したので、同じですが、表紙を厚紙で作成します。背表紙には切り込みを入れると、きれいに曲がってくれます。
コピックで色を塗り、少し金色のペンで装飾を入れてあげた状態がこちらです。
薄い髪を折り曲げて、蛇腹折りをし、先程の表紙の中に入れ込みます。
これで、海底に置きたい小物が全て揃いました。
次回は...
いよいよ、これらの小物を接着したいと思います。
マーメイドラグーンの一角を作る31
鏡の製作をリベンジしました。立体的に作り直しました。作り直して良かったと思います。
接着する前はこのような感じです。凹凸にできる影がリアルさを引き出してくれて良い感じです。
以前、紙に絵を描いて作っていた鏡はこちらですが、鏡面も装飾も、アップデートできました。
過程を説明します。
前回、樹脂粘土を水につけながら造形することで、より細かい作業ができることを発見し、細かな装飾を作っていました。
その粘土が渇いたので、金色の塗料でちまちま塗装します。塗装すると、造形時のアラが意外と無くなり、それっぽくなってくれました。
鏡面ですが、たまにミニチュアに使用しているネイルチップのパッケージが偶然銀色だったので、これを用いました。
以前、アルミホイルに近い包装紙を使っていましたが、シワになってしまったので、ある程度厚みのあるものに変更しました。
次に、鏡に明かりがついていたので、これも作ります。鏡の装飾部分と一緒に作っていた球体を、コピックで適当に塗ります。
これにピンバイスで穴を開けて、針金を差し込みます。
接続部分には、金色を塗っておきます。
後は、鏡面を埋め込んで、
装飾と灯りを接着して完成です。
なかなか良い感じです。作り直して良かったです。
次回は...
小物の製作がほとんど終わりました。壁にくっつける海藻などを製作したら、いよいよ海底はほとんど作れたと思います。
マーメイドラグーンの一角を作る30
樹脂粘土をこねていました。(周りの白いパーツが進捗です)
ちなみに、右下のイヤホンの先のようなものは、どこかの壁に貼ろうとしているフジツボです。
3つ前の記事で、鏡の装飾を粘土で作ろうとして失敗し、とりあえず紙に絵を描いたものを用意していたのですが、やはり作り直したいなと思い、作り直し始めました。
前に使用していた樹脂粘土が乾きかけていたので新しいものを開け、さらに水をつけると柔らかくなることに突然気づき、ちょっと細かい作業ができるようになりました。
粘土をこねているときはいつも必死なので、過程が無く、短いですが以上です。
次回は...
色を塗ります。鏡面ももう少し綺麗なものを探してみます、銀色の折り紙辺りかなと思っています。