家でもディズニーランドにいたいから作る

パークでの何気ない1シーンなど、忘れたくない風景をミニチュア化するのが趣味な人の日記です。基本土日更新ですが、気まぐれです。

〜雑記〜自分の苦手を克服したいと思ったこと

本ブログを、作品の進捗以外にも拡張しよう、と思っています。

このようにタイトルに雑記とつけたものは、ほぼ自分の記録を目的に書いてみようと思っています。と言いつつ、ミニチュアもほぼ自分用の記録なのですが、万が一それを目的にもし読んでくださる方がいらっしゃれば、記事をカテゴリ分けすることで、住み分けようと思いますので、カテゴリを活用いただければ幸いです。

多くは、考えることが好きなので、自分の考えたことなどを拙いなりにも、日記のように記録しておこうと思います。考えが更新されて、記事の内容が古くなったら消すかもしれません。

 

 

要領良く進めるのが苦手、の話

本題に入ります(長いです)。

 

最近、自分の特性や苦手なことについて考える機会が何度かありました。

今の生活の中で、自分の「要領の悪さ」に悩むことがあります。

苦手意識のあるものが以下ですが、どれも「要領」に関係します。

・頭をすぐに切り替える

作業に熱中しているときに、他の話を振られると、その話の背景や目的、関係者などを記憶から引っ張り出す必要があるため、すぐに話が頭に入ってこず、非常にコストがかかる。中断した作業に戻る際も、同じようにコストがかかる。

マルチタスク(複数の、頭を使うことをこなす)

2つ以上の知的活動を進める時、片方を進めているときはもう片方のことを完全に忘れるので、全体最適が実現できない。あるいは頭の片隅に片方のタスクを置いていると、タスクが進まない。(例:タスクAは誰々が席に戻ってきたら質問する、それまではタスクBを進める、という状況)

・時間管理をする(タスクにかける時間を決める)

手元のタスクが、それぞれどのくらい時間がかかるかわからないため、「今手が空いているか」を聞かれたところで答えることができない

・複数人の会話をすぐに理解し、自分の次のタスクを決める

グループチャットのような、複数人の会話のなかで突然話を振られると、「それまでの会話のあらすじ」「目標、現状、方針」などを一旦テキストにまとめてからでないと、会話に参加できない(会話が更新されるたびに、それを行う。業務をしながら会話の通知を見て情報を追うことは、前述の「マルチタスクが苦手」から、難しい。)。話を振られるたびに、数分を割く必要が出てくる(本来のチャットの良い点を、生かせない)。

・優先順位をつけ、優先度の低いものは手を抜く

タスクを同時並行でこなしていると、何が最優先なのかもわからなければ、どれに何分時間を割くべきかわからない。あるいは、手の抜き方がわからない。

臨機応変に、動的に対応する

イレギュラーな対応が必要になった際、降ってきた対応方針をとっさに理解できない(自分とは異なる思考回路から生まれた結論を、すぐに飲み込めない)。そして、理解できていないまま動くことができない。無理やり動いても、自信が無い態度のまま関係者と接することになり、不安を与えてしまう。

ゴールに必要なものを素早く考え、揃える

一度持ち帰って、整理すればわかるが、数十分の議論の場で結論を出すことができない。網羅性が心配になってしまう(が、それを検証する時間もない)。

 

思い出しながら書いていたら、ネガティブな内容になってしまいました...

が、そこまで悲観的になっている訳ではありません。例えば、「要領の悪さ」の裏返しですが、時間をかければ着実に達成することができます。少なくとも2年かけて、気の遠くなるような沢山の作業を経て、1つのミニチュア作品を完成させられたことは実績です。また、絵や音楽などの芸術を楽しめることなど、他にも長所と言えることはきっと沢山あると思います。

 

なぜ悩んでいるか...

実はこれまでの生活で、「要領の悪さ」に、真剣に悩まされることがありませんでした。理由はおそらく、あまり時間に追われる環境ではなかったからです。先述の通り時間があれば、目的を定めて手順を細分化し、着実に実行することができます。

 

しかし直近、生活が変わり(具体的には、今の仕事を始めて)、「数分〜数十分で完了するタスク」あるいは「複数の相手と連携して、時には交渉を含め、進めていくタスク」、「30分程度でアウトプットを出す必要のあるタスク」をこなす必要のある環境に身を置いた結果、「要領の悪さ」ゆえにタスクがうまく進まないことが増えました。環境の都合上、同じタスクがほぼ二度と起きないことも、苦手に拍車をかけているように感じます。

また、これらをこなしながら、大きなミッションを長期的に達成する必要があるのですが、本来得意分野であったにも関わらず、細かなタスクに飲まれて時間を確保することができなくなり、達成できずに終わってしまいました。

 

 

自分でも前述した通り、必要な能力は環境に左右されますので、「要領が悪くても問題ない環境」に身を移せば解決できるかもしれません。極論、会社のマネジメントや、就職先の選択次第かもしれないですし、苦手意識に翻弄されているのみであって、できるようになるのかもしれません。例えば、意外と、経験が解決するかもしれません。例えば朝、急いで家を出なければならない時は、身支度の取捨選択ができるような気がします。これは普段から「身支度」の経験を積んでいるからだと思います。

 

方針について

環境を変えるのが早いのでは、という考えもありますが...ここではニュートラルに、

「私の特性を潰し過ぎないまま「要領の良い動きをする」術があるのか」

について、取り組んでみたいと思います。

 

ちなみに、「特性を潰さない」という点を補足します。「メモを取る」「一度自分で情報を持ち帰って整理する」ことによって、多少要領が悪くともタスク自体は達成できますが、「そもそもそれをしなければもっと早く終わるのでは」という指摘をいただいたことがあるためです。確かめてはいないですが、それをしない場合は、完全に情報過多になってしまい、プチパニックになるのが目に見えていて、恐ろしくてできません...

 

と書き始めると「無理なのではないか」という考えもよぎりますが、自分のためにもなるはずと思っています。仕事だけではなくて、自分の人生にも「寿命」という制限時間がある上で、人生を充実させたい(=好きなことに最大限の時間を割きたい)と思う以上、「やるべきこと」を「要領良く」できた方が良いですし、無限に存在する「やった方が良いこと」の取捨選択もできた方が良いので、気が向いたときに思考してみようと思います。

 

最近やってみたこと

下記の本を読んでみました。タイトルの「判断が怖い」というところにはあまり共感していなくて、部分的に当てはまっていたのみで、解決策に対する知見があれば...と期待しましたが、少し私の知りたいことには残念ながら、合いませんでした。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000400.000018193.html

 

一方で、別で調べた「HSP(Highly Sensitive Person)」はかなり自分の特性に近いと思っています。私の「HSP」という概念への大まかな理解は、下記です:

・非常に繊細である(和訳)

・「深く思考する」「刺激に過敏である」「共感力が高い」「影響を受けやすい」の4つの特徴がある

全部当てはまる訳でもないので、「近い」という表現をしています。

自分をカテゴリ分けすることで、本当はできるかもしれないことをできないと認識してしまう可能性がある、というデメリットがあることには注意したいですが、「自分の悩みに対する知見が、すでに世の中にある」という点では大きなメリットであると考えています。

 

これからどうするか

色々知見を集めてみたいな、と思っています。

が、今週はせっかく連休ですし、趣味にも精一杯取り組みたいです。どこかにも書いた通り、あくまで「好きなことを最大限やりたい」なのに、この記事を書くのにも数時間かけてしまいました...(夢中にはなっていました)

一旦は今の環境に身を置いている以上、色々試行錯誤してみようと思います。一方で、自分の特性に向いた環境も探していきたいです。

 

何か思うことがあれば、また気ままに書いてみようと思います。

 

以上です。