絵(とある外国の街並み)
絵を描きました。相変わらず青空が好きです。
数年前ですが、ヨーロッパのとある国へ行った時に、思わず撮った風景を、改めて、そして例によってコピックで描きました。
※つまり、パークでは無いです
※そしてこの記事は画像が多いです
参考にした写真を載せますが、念のため看板の文字や人はぼかしました。観光地の付近ではあるので、分かる方もいらっしゃるかもしれません。もう1枚、下の方の階段の様子が映っている写真もあり、合わせて2枚を参考にしました。
結構彩度を上げていたり、省略したりしている部分があります。特に右の木はだいぶ省略しています。
描いた背景として...下記があります:
・コピックツインズ企画に参加したかった
・舞浜ではない、思い出の景色を一度描きたかった
・写真をあまり加工し過ぎず絵にしてみたかった
・空の塗り方を練習したかった
・木の塗り方を研究したかった
過程を説明します。
覚えている範囲で、使用したコピックの色番号を記載します。
とりあえずはアタリを取ります。今見ると、上の方に花を描こうとしていたようです。
とにかく手前にあるものから、線を書いていきます。使用しているペンは、コピックマルチライナー(0.1)です。石畳もかなり省略しています。
色を塗ります。
・階段の先端?に当たるグレーの石:YR0000+T0 に影でT4
・土っぽい部分:E31とE33をぼかしながら入れる + E79、
・細かい石畳:C2, T2, E31, B41、E11のあたりをランダムに入れて、T2で明るさを抑える。暗い部分は、C5, T5, E84, V95辺り。
・鉄っぽい部分:V99がメイン
手前の建物を上に伸ばします。
右側の壁を塗ります。E31 + Y00です。
緑を試行錯誤しながら塗ります。明るい順に、YG11→YG63→G28 ですが、G28がだいぶ鮮やかなので、もう少し彩度の低い色が欲しいです。緑過ぎないように、E33をところどころ入れています。
この後YG61を購入しましたが、YG11より彩度が低くて明るい部分に使いやすいです。
2段目以降の石畳は、先に明るい色だけ塗って、後からE79で境目を描きました、という写真です。
雰囲気石畳です。
この辺りで、Twitterに途中で投稿した写真の進捗に追いつきます。
黄色い壁の奥に、木を生やします。前述の通り途中で購入したYG61でざっくり描き(なぜ幹まで黄緑で描いてしまったのか...)、
影を塗って、後から縁取りました。木は要練習ですね...
左側の描きこみも増やしています。貴重な鮮やかな色の人工物です。そして階段も増えています。
家が建ちました。
家の屋根→RV95 + T3、影はR56+T4、もっと濃い影はT7
家の壁→T3、影はT4
手前の建物を塗りました。
壁→一番明るい部分:T0 + YR0000、2階部分:T2 + YR000、影はT4、濃い影はT5
謎の長い棒(雨樋?):C2, C5, C7
もともと壁に落書きがあったのですが、真似するのは怖いのでTwitterのIDとアイコンの魚を描いておきました。
塔が建ちました。
屋根:BG23、BG18がメイン、金属部分はY00、E84
壁:T0+YR0000、影はE31+T2
※この写真だけ、日光を浴びながら撮った気がします
一番奥の建物も描きました。この建物は日がしっかり当たっています。
屋根:YR18 (この次辺りに、彩度が高かったので上からT2(orT3)を入れました)
壁:T0+YR0000
木を描きます。階段に落ちている影に対して、少しボリュームが少なかったかもしれません。
この葉っぱは、うまく塗れた気がします。
葉っぱ→YG61 + YG63 + E33、影はT5
幹→E84、影はE79
空を塗りました。「ゆっくり塗る」を意識することで、少し塗りムラを軽減できるようになりました。ムラ = 薄い/濃い の集まりなので、「濃い」に合わせてしまえばよい(=ゆっくり塗ればインクがよく染み込み、濃くなる)、という技術です。Twitterのコピックアカウントの情報を参考にさせていただきました。
空:B02 + BG000
BG000が明る過ぎたので、2度塗りしました。そして葉っぱが一部塗り残していたので、その点も修正して完成です。
次回は...
まだまだ描きたい風景が多いので、12月に1枚ほど、舞浜の絵を描こうと思います。何にするかまでは決めていません。