家でもディズニーランドにいたいから作る

パークでの何気ない1シーンなど、忘れたくない風景をミニチュア化するのが趣味な人の日記です。基本土日更新ですが、気まぐれです。

絵(アラビアンコーストの水辺)

※非常に画像の多い記事です

 

絵を描きました。(船が移動していますが)アラビアンコーストの水辺です。

私がパークで好きな景色の1つです。

 

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以下、下記のあたりを順番に説明します。

1) 参考にした写真について

2) モチーフ選びについて

3) 絵の技術について

 

1) 参考にした写真について

私がアラビアンコーストの水面をどうしても描きたいとずっと言っていたので、参考写真を、なんと友人(ミッチー)が沢山撮ってくれました。見ていただくとわかるのですが、あまりに綺麗な写真で、すでに絵です(画質を粗くしています)。

 

一番参考にさせていただいた写真がこちらですが、空気感が完璧でした。雲の感じもとても良いです。

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当初、船の詳細が欲しいと要望を伝えていたので、船も撮ってくれました。こちらも完璧な構図です。

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水面の照り返しが美しい写真です。これを見て水面を描かなければいけないと思いました。

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2) モチーフ選びについて

そもそもシーの至る所に水面や船が存在しますが、水面への写り込みをどうしても描きたくて、今回はアラビアンコーストを選びました。ロストリバーデルタから歩いてきて、視界が開けた時の景色が好きです。

ちなみにこの船に固有の名称があるのかと調べたのですが、「ダウ船」と言うことはわかり、ただこれは一般名詞のようです。

岸のヤシの木(植物も学びたいですね...)達を背景に佇む船は本当に綺麗です。

 

3) 絵の技術について

 

せっかくなので、今回使用したコピックの色番号を記録しておくことにしました。

今回は、水面のB97、空のB21、船の赤色(R56)の辺りがキーだと思っています。

都合上、2枚に分かれます...f:id:kana_jessie:20201213124519j:image

2枚目です。彩度を下げるためにT系の色をよく入れています。

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以下は、制作過程の写真なので、淡々と説明をします。

まず、ラフを描き...(船がよく見えるような背景を選びました)

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船から行きます。いつも同じですが、手前にあるものから描いていきます。
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ロープの前後関係に苦戦します。
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線画ができました。
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早速塗っていきます。
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塗れました。これのみでも、なかなか良い感じです。
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背景を具体的に考えていきます。
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下書きを描きます。
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ペン入れを始めます。ヤシの木はどのくらい描き込むかを迷います。
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水に近いあたりから色を入れていきます。
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背景を左に描き進めていきます。
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水に近い部分は一旦描けました。
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ここから、ひたすらヤシの木を増やす作業に入ります。
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何本かはしっかり描きますが、あとは描きこみすぎないようにします。
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わさわさしています。しばらくヤシの木は描きたくないです。そして船が目立たなくなってきます。
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後ろの建物群を描き始めます。
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建物に色を入れ始めます。
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建物ができました。実は完成直前まではこのように、色が明るかったです。写真で見えていないところが結構あやふやだったり、影の整合性が若干取れていなかったりしますが...

そしてヤシの木の葉の明るさを下げました。若干落ち着いて船に目がいくようになった気がします。
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空を塗る準備をします。雲として塗り残す部分を考え、
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空を塗る→塗り残した雲を塗る、の順番で塗ります。雲を塗るのは楽しい作業です。絵を描くたびに違う描き方をしてみています。
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肝心の水面ですが、途中過程を撮っていなかったです。ほぼ完成してしまいました。建物の色も暗くしました。

水面は、薄い水色を塗る→波を意識して青色を塗る→青色の部分のみに写り込みを描く、の順で描きました。水面がこの絵を引き締めてくれました。
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細部を整えて完成です。おそらく水面の淵に、濃い黒色(T9)を塗ったと思います。
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これまでコピック風景画を4枚ほど描き、技術は向上してきたと思っているのですが、1枚目のエレクトリックレールウェイの絵だけが、独特の雰囲気を持っていて、それが何だったのかを考えていました。

今回の絵を描く上で、途中何度か色に迷ってしまい、後から塗り直すと、3-4層辺りから色が載せられなくなる(表面がツルツルになって弾かれる)ので、最初にある程度の色合いを決めておくべきであった、と感じました。

迷わないように、全体の彩度・明度のコントラストをあらかじめ決めておいて、統一しておくことも必要そうです。

 

エレクトリックレールウェイの絵は、高架のハイライトが非常に明るく、全体として主な色のトーンが統一できていたのだ、と今になって思います。空の色をグッと暗くしている(B14でかなり暗い空の色です)点も、電車や高架を目立たせてくれています。

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とはいえ、近景のみと言うこともあり、難易度は低い構図だったかもしれません。

今回の船の絵はロープがありますが、あのロープがうまく光って目立ってくれるように、もう少し太くして明るい色を入れれば印象が変わったのかも、など、色々と課題が見えて面白いです。

次はマークトウェイン号を描こうと思っているのですが(また船です)、「絵として目立たせたい部分を決めておき、明るくするなど工夫する」「遠景に太い線画を入れることへの違和感を克服する」「全体のトーンを事前に合わせておく」のあたりの課題を考えつつ、次回の作品作りに挑みたいです。

 

長くなりました、読んでくださりありがとうございました。

以上です。

余談

ブログを開始してから1年以上経ったようです。あっという間でした。

いつも読んでくださる方やTwitterで見てくださる方、ありがとうございます。

引き続き、創作を続けていきたいと思っています。

よろしくお願いします。