絵(ハナミノカサゴ)
絵を描きました。ハナミノカサゴです。
この絵には、個人的に色々な意味があるので、順に説明します。
この絵は、3色のコピックで描いています。(上の写真の写りが悪いのですが、こちらの写りの方が、直接見ている色味にまだ近いです)
経緯
昨年私は、Twitterで開催されていたコピックツインズ企画に参加させていただき、なんとその作品が入選し、賞品として限定色のコピックをいただいていました。元々大好きな画材だったため、こういった公式の企画で入選させていただいたことは本当に嬉しかったことを覚えています。
応募した作品は下記で...
入選し、作品を紹介いただいているページが下記です。
https://copic.jp/twins/kikaku/35.html
いただいた「30th記念限定コピッククラシック」が、こちらの3色でした。
私は普段コピックスケッチ(キャップが楕円形で、ペン先が筆状になっている)を使用しているので、ペン先が硬いことと、四角さにまずびっくりしました。
このように、せっかく貴重なものをいただいたので、是非作品を作り上げたいと思っていたため、落ち着いたこのタイミングで絵を描くことにしました。魚の構造把握に時間がかかったので、述べ4-5時間くらいだと思います。
モチーフについて
ハナミノカサゴ(魚の種類)です。ペンネームや色々なものは、だいたいここからもじっています。いつもお世話になっている魚です。
例えば、このブログやTwitterで普段使用しているアイコンの画像がありますが(数分で適当に描いた気がします)、これ↓も同じです。
このアイコン付近の色(サーモンピンクと青緑系統の色)をよく気に入って使っていたので、この3色をいただいた瞬間に驚き、そしてアイコンの絵の色合いを思い出し、魚を描かねば...と思いました。ちなみに、ハナミノカサゴにこだわっている理由は明確には無いですが、一時期水族館でひたすら追いかけていました。
絵の資料
上の内容にも関連しますが、水族館で追いかけていた頃の写真を引っ張っていました。
確か九州のどこかの水族館で出会ったこちらの魚と(この子はミノカサゴかもしれないです)、
すみだ水族館で出会ったものの、夜の展示で暗い魚の写真はありました。こちらはハナミノカサゴだったはずです(見分け方の理解は、尾びれの模様です)。
なんとなくこの周辺の写真から頑張って構造を理解し、絵に落とし込みました。
(つまり、今回の絵は特に資料がないです)
過程
最後に過程を説明します。これは構図に迷い、魚を動かしている時のメモです。
結局、シンプルな横向きになりました。
程よいデフォルメ具合を考えながら線画に落としていきます。いつもはコピックマルチライナー(ペン)ですが、今回は、この後塗る色が淡いので、シャーペンです。
適当な頭の中にある水中の背景を描いておきます。今、魚が若干左寄りなことに気づきました。
色を塗って完成です。(肝心な色塗りの過程を1つも撮っていませんでした...)
今回は、3色とも淡い色で、一番暗いBG30でも影表現はしきれなそうであったこと、混色してみたところ(私は)うまく混ぜられなかったので、重ね塗りは控えめにしてみました。また、奥の背景の影は上からシャーペンで斜線を描きました。
普段、非常にコントラストの高い絵をよく描いているので、淡い表現は非常に難しいです... 3色縛りというのはかなり難しかったですが、バランスよく色をいただいたのでとても楽しめました。
また、改めて、BG30の色が本当に好きな色で... 貴重な色をそこそこ使ってしまいましたが、是非今後も使いたいと思う色でした。
長くなりましたが、以上です。
しばらく水族館へは行きづらいので、今度魚図鑑を買ってきます。