マーメイドラグーンの一角を作る39
※この記事は、画像が非常に多いです。重いかもしれません。
ミニチュア製作を進めました。地上の方に設置しようと思っている街灯です。光ります。
作っていたらわりとすぐ形になってきました。
過程を説明します。
作り方について、以前に別の街灯(ワールドバザールのもの)は作ったことがありますが、これは...
真ん中にストローを入れていて、周りにひたすら紙を巻いて色を塗ったのみでした。
ので... 今回も、ストローの中に電気を通したものを、ひたすら装飾していく方向で作っていきます。見返すとカッターマットがだいぶ汚れていますが...
とりあえず、灯りが吊るされている構造なので、吊るせるよう、最初にストローに穴を開けます。
装飾の形に沿った針金を用意します(写真右側)。
これに、細かく切ったマスキングテープを使って、先ほどから映っているミニチュア用のLEDを巻きつけていきます。
合わせて、本当に装飾だけになる部分も作り、同様にマスキングテープで止めます。
太さの異なる針金を使用しています。
樹脂粘土で、傘に当たる部分を作ります。灯り部分は、一旦ここまでです。
では、ストローの装飾に入っていきます。
ここで、このために粘土細工用の道具をいくつか追加購入しました。ただ、道具を購入したのみでは、クオリティは上がらないなと痛感しました...
伸ばす・潰すための道具(ミニプレス)と、細工棒です。一緒にデザインナイフが映っていますが、これは既に持っていたものです。
軽量石粉粘土を用います。灯りを出すための穴を守りながら、ざっくり粘土を巻きつけます。粘土は、量の調整がなかなか難しいです。これだけで1時間かかりました。
柔らかいうちに(と言いながら作業しているうちにどんどん乾くのですが)、頑張って模様を細工棒などで整えてみます。いきなり複雑なことをしている上、ストローを入れていて、穴の位置を守るので、だいぶ難しかったです。このクオリティで2時間はかかっています... 慣れが必要です。
ここで、残りの細かい造形を、乾いた後のヤスリがけに任せることにします。
粘土を乾かす間、灯りの塗装に入ります(ここで1日経っています)。アクリル絵の具 + ニス で塗ります。若干、テープの角が残ります。
手芸用のパーツを探していて、少し大きいですがちょうど良さげなパーツを見つけたので、これを電球に使うことにします。
つけるとこんな感じです。結構それっぽいです。
無事、光ります。写真だとかなり光り輝いていますが、実際はちょうど良い具合です。
さて、粘土が乾いたので、ヤスリがけを行いました。大きな形の修正まではできないので、表面や、装飾の形をちょっと整えるくらいです。
先に、金色の部分があったので装飾します。ボンドを垂らして固めておき、上から金色のペンで塗ったのみです。モチーフはサンゴなどでしょうか... こういったものもわかるようになりたいですね。
アクリル絵の具で、全体的に色を塗ります。影には、影用の色を塗っています。
先ほど若干ネタバレしていましたが、樹脂粘土にアクリル絵の具の緑で着色したものを引き延ばし、装飾に使います。私の持っている粘土は大体乾き気味なので、造形が困難です。
なんとか緑色の粘土を巻くことができました。これで、最初の写真の進捗に戻ります。
次回は...
海藻のようなものが巻かれているので、そのあたりの装飾を入れて、電気を通し、街灯は完成です。早く光らせたいです。