マーメイドラグーンの一角を作る27
鏡のようなものを作りました。これは、壁に貼る装飾になります。
採用するか微妙ですが、過程を記録しておきます。
まず、土台として、プラバンのかけらを引っ張ってきます。端材が増えてきました。
コンパスカッターとヤスリを駆使して、丸くします。
この後、装飾を樹脂粘土で作ろうとしていた頃の様子です。結論、精度の荒さが気になり、ボツになりました。
奥に見えている貝殻は、別件で採用します(プライグラウンド内にあるものです)。
樹脂粘土を諦め、厚紙で装飾を作ろうと決意します。
何らかで手に入れた銀色の包装材を使い、鏡面を作り、
色を塗った厚紙の装飾を貼っていきます。
色は、影部分をコピック(E35、E79)によるだまし絵、金色はペンで塗っています。ペンが本当に便利です。
なんやかんやあり...
最初の写真に戻ります。
ミニチュアに組み込むと、こんな感じです。少々、他のものとの精度の差が気になるので、奥に見えるな、くらいの位置に置いてあげたいのですが、紙ゆえにペラペラ感が出るので正面を向けるしかなく、仮の位置です。
壁に装飾自体は欲しいので、他の色々な小物が増えて、採用しても良いな、と思ったらそのまま使います。あるいは、リベンジ出来そうであれば考えます。
次回は...
途中で出てきた貝殻を作ったり、もう少し小物を増やしていきます。
マーメイドラグーンの一角を作る26
非常に地味な記事です。
見た目の変わる進捗はほぼ無いですが、そろそろ地上のことを考えなければいけないので、頑張って考えていました。
とりあえず蓋はするので、そのためのプラバンと、同じサイズの紙の上に色々メモを描いていました。
とりあえず、今なんとか作った地形を適当にトレースし、
そして、いつぞやに作ったハリボテを再利用して位置を色々と考えます。ここでやはりトリトンズキングダム内をどう作るんだろう...という気持ちになります。
上のハリボテは、こういうイメージです。
パーツの位置をメモするとだいたいこんな感じです。
とりあえずプラバンを必要な形に切ってからまた考えようかなと思います。
次回は...
プラバンを切ります。並行して、水中ももう少し小物が欲しいので作ります。
おまけ
いつ実現するか不明ですが、とあることを企んでいます。
絵(ハナミノカサゴ)
絵を描きました。ハナミノカサゴです。
この絵には、個人的に色々な意味があるので、順に説明します。
この絵は、3色のコピックで描いています。(上の写真の写りが悪いのですが、こちらの写りの方が、直接見ている色味にまだ近いです)
経緯
昨年私は、Twitterで開催されていたコピックツインズ企画に参加させていただき、なんとその作品が入選し、賞品として限定色のコピックをいただいていました。元々大好きな画材だったため、こういった公式の企画で入選させていただいたことは本当に嬉しかったことを覚えています。
応募した作品は下記で...
入選し、作品を紹介いただいているページが下記です。
https://copic.jp/twins/kikaku/35.html
いただいた「30th記念限定コピッククラシック」が、こちらの3色でした。
私は普段コピックスケッチ(キャップが楕円形で、ペン先が筆状になっている)を使用しているので、ペン先が硬いことと、四角さにまずびっくりしました。
このように、せっかく貴重なものをいただいたので、是非作品を作り上げたいと思っていたため、落ち着いたこのタイミングで絵を描くことにしました。魚の構造把握に時間がかかったので、述べ4-5時間くらいだと思います。
モチーフについて
ハナミノカサゴ(魚の種類)です。ペンネームや色々なものは、だいたいここからもじっています。いつもお世話になっている魚です。
例えば、このブログやTwitterで普段使用しているアイコンの画像がありますが(数分で適当に描いた気がします)、これ↓も同じです。
このアイコン付近の色(サーモンピンクと青緑系統の色)をよく気に入って使っていたので、この3色をいただいた瞬間に驚き、そしてアイコンの絵の色合いを思い出し、魚を描かねば...と思いました。ちなみに、ハナミノカサゴにこだわっている理由は明確には無いですが、一時期水族館でひたすら追いかけていました。
絵の資料
上の内容にも関連しますが、水族館で追いかけていた頃の写真を引っ張っていました。
確か九州のどこかの水族館で出会ったこちらの魚と(この子はミノカサゴかもしれないです)、
すみだ水族館で出会ったものの、夜の展示で暗い魚の写真はありました。こちらはハナミノカサゴだったはずです(見分け方の理解は、尾びれの模様です)。
なんとなくこの周辺の写真から頑張って構造を理解し、絵に落とし込みました。
(つまり、今回の絵は特に資料がないです)
過程
最後に過程を説明します。これは構図に迷い、魚を動かしている時のメモです。
結局、シンプルな横向きになりました。
程よいデフォルメ具合を考えながら線画に落としていきます。いつもはコピックマルチライナー(ペン)ですが、今回は、この後塗る色が淡いので、シャーペンです。
適当な頭の中にある水中の背景を描いておきます。今、魚が若干左寄りなことに気づきました。
色を塗って完成です。(肝心な色塗りの過程を1つも撮っていませんでした...)
今回は、3色とも淡い色で、一番暗いBG30でも影表現はしきれなそうであったこと、混色してみたところ(私は)うまく混ぜられなかったので、重ね塗りは控えめにしてみました。また、奥の背景の影は上からシャーペンで斜線を描きました。
普段、非常にコントラストの高い絵をよく描いているので、淡い表現は非常に難しいです... 3色縛りというのはかなり難しかったですが、バランスよく色をいただいたのでとても楽しめました。
また、改めて、BG30の色が本当に好きな色で... 貴重な色をそこそこ使ってしまいましたが、是非今後も使いたいと思う色でした。
長くなりましたが、以上です。
しばらく水族館へは行きづらいので、今度魚図鑑を買ってきます。
マーメイドラグーンの一角を作る25
全体的に青くなりました。壁は歪んでいますがこのまま大事に使います。精密さの点で少々お見苦しいですがお許しください...
少し時間が空いてしまったので復習すると、下記のようなものを作ろうと企んでいて(目処は立っていません)、今は一応海中を作っています。
海中の壁を作りたいなと思って、粘土で造形していたら、
乾いた粘土が歪んでしまったので、とりあえず切っていたところまでが前回の進捗でした。
以下、今回の進捗です。切ったところは切断面がずれているので、なんとなくヤスリで削りました。
粘土の壁が思った以上に低くなったので、後ろの発泡スチロールの土台が見えないよう、厚紙を挟むことにしました。
パーツが揃ったので、アクリル絵の具をペタペタ塗ります。
いつぞやに作った(実在しないけれど構造上必要になった)柱も塗りました。
まずは紙を挟んで、
落ちそうな壁を接着します。この上に天井が乗っかれば色々隠れる、はずです。
小物たちを置いたのが最初の写真です。
次回は...
小物を増やすか、あるいは、外側の基礎的な部分をもう少し固めるか... 悩んでいます。
絵(夕焼けのケープコッド)
先週描き上げていたのですが、改めて... ケープコッドの絵です。
これまでは青空で、もう少し鮮やかではっきりした色合いの絵を描いていましたが、比較的落ち着いた絵になりました。全体的に暖色を含んだ色になるよう意識しました。
過程を説明します。
ほぼ近い構図の写真が手元にあったのですが、絵に都合の良い位置に多少変えたりしています。
まずアタリをとって、
手前のものから描いていきます。
線画にしていきます。奥の方の省略具合が比較的うまくいきました。
色を塗っていきます。線画だとかなりシンプルですが、ここで木の質感を入れていきます。また、白色のモチーフには、元の色の濃さと同じくらいのYR系の色を上から重ねています。 メモが残っています...
柵にも質感を入れるとこのようになります。
柵を支える石部分にも色を入れます。
遠景を描き始めます。以前の反省から、あまり遠景を描き込み過ぎないようにします。
適度な描き込み量にできたのではと思っています。
地面の色と空を入れて完成です。
空:雲を塗り残してグラデーションを塗ってから、雲を塗ります。空は、YR01→YR0000→0→BG000 としたと思います。雲は、BV000とE30辺りだったと思います。
地面:本当は他のモチーフの影の入れ方と矛盾しますが、柵の影をどうしても地面に落としたくて描きました。
こういった何気無く目に止まったパークの風景が好きです。
本題から逸れますが...
Twitterに記載している通り、イベントに参加します。よろしくお願いします。
オンラインイベントも気になっていますが... まずは慣れないイベント参加があるので、今回はそちらに注力したいと思います。イベント準備によって本来やりたかった創作を止めていたり、これ以外にも個人的に少し忙しくしていたので、色々また創作をしたり、他にもやりたいことをしていきたいなと思います。
また、昨日も地震がありましたが(ミニチュアは意外と無事でした)、皆様お気をつけてください。
引き続きよろしくお願いします。
過去に作ったもの紹介(トミカのディスプレイ)
いつか進捗が無い時に紹介しようと思っていたものシリーズです。
もはや何年前だったかすらわからないほど前に、マークトウェイン号のトミカを購入し、そのテンションのまま勢いで製作したディスプレイです。
奥の岩肌は、発泡スチロールにアクリル絵の具で岩肌を描いています。今とやっていることがあまり変わりません。そもそも何をモチーフにしたのかも不明瞭ですが... 境目を暗くして、一瞬いくつかの岩が重なっているように見せている点も、当時から絵でなんとかしようという方針なのが見えます。
岸のこげ茶色の砂は、確かアクリル絵の具を混色した後、それを乾かして砕いた記憶があります。そのため、なぜか青色がたまに見えます。
真ん中は木工用ボンドを乾かしています(実は、ここだけつい最近やりました)。
意外とこの薄さなら透明になってくれるという点と、気泡がそのまま残るという点を学びました。
ちなみに、アトラクションのトミカはだいたい持っているのですが(最近は追いついていないです)、トミカと同じ数だけ上のケースを持っていて、ただこれしか作っていないまま数年以上の月日が経っています。
1月いっぱいは、原稿の作成と、後1点依頼を受けており、そちらに時間を割く予定ですが、2月になれば少し余裕ができそうです。
おまけ
トゥンミ用の原稿の進捗というか、様子を流石にご共有します。
もう少しちゃんとしてからと思ったのですが、意外と時間が取れず...
おそらく、中表紙、奥付を除いた本文について、10pほどの軽い内容の本になります。
見開きで1つの内容を取り上げ、メインの絵と、関連した情報の紹介(近くの好きな景色について挿絵や文章での紹介 + 一部のメイキング)、という形になります。果たして需要があるのだろうか...とも悩みましたが、自分が発信できる範囲を再考した時に、こういった内容に落ち着きました。
(字が綺麗でなくすみません)
この上の見開きが、)5個ある、と思っていただければ幸いです。基本的には、今ある絵の紹介になるので、
・エレクトリックレールウェイの絵
・ハピネスの絵
・アラビアンコーストの絵
・ケープコッドの絵(表紙の絵と同じになります、他の絵と少々テイストが変わります)
・新作
になります。新作は、しばらくしたらネット上に公開する可能性があります。テイストはいつものコピック絵の感じですが、あまり派手なわかりやすい絵ではないかもしれません...。本当はマークトウェイン号を描こうとしていたのですが、結果違うものになりました。
まだ表紙もタイトルも決まっていないので、これから頑張ります。
また、世の中の状況を見て、通販という手段もあるそうなので、併用するか、あるいは通販のみ(イベント参加をやめる...?)など考えています、まだ検討中です。
引き続き、今月はばたばたしています。マイペースに続けます。
〜雑記〜色彩検定を受けました
製作の進捗が無いので、雑記を書きました(だいぶ前の話です)。
昨年11月頭に、色彩検定3級を受けました。
だいたい勉強していたのが10月後半なので、マメラグの地球儀を作ったり、ハピネスの絵を描いていた裏側で準備していたようです。
目的は、文字通り「色彩を学ぶ」ことであり、何か必要に迫られた訳では無く完全な趣味です。これまで独学で絵やミニチュアを製作していたので、もう少し「一般的な学問」と「自分の経験」を紐づける機会を設けることで、自分のスキルの応用先が広がると思い、前者の「一般的な学問」を学ぶために受けることにしました。
目的が生まれた経緯として、より自分のスキルを生かした働きをしたい、という点が根本にありますが、加えて自分の能力を幅広く浅く伸ばしたい、という純粋な動機もあります。ワールドバザールのミニチュアを製作しているときに、ダッフィーをどうしてもベンチに載せたくて羊毛フェルトを学んだのも同じ動機です。
色彩検定3級を学ぶと、「色の分類(明度、彩度、色相の考え方)」だけでなく、配色やそれによる効果、さらには色の仕組みなどを学ぶことができました。おすすめです。
何かを学ぶメリットの1つは、技術に名前がついて再現性が高まることと思っていますが、確かに色を学んでから描いた絵は、再現性の高い色使いができた...ような気がします。
ちなみに、検定は無事合格しました。よかったです。
引き続きTOONMIXの準備を進めており、友人の本の表紙のお手伝いもしているので、製作のスピードはしばらくゆっくりになりそうです。せっかくの機会なので、デザインについても学んでいます。来週には、どんな雰囲気になりそうか固まりそうです。
自分の本の表紙用の絵(途中)です。
更新少ないですが、最近ブログにアクセスくださる方が多いようです、ありがとうございます。
特にミニチュア製作は、素人が模索しているのみなので、参考になるかはわかりませんが、試行錯誤の過程としてご覧いただければ幸いです。
短いですが、以上です。