(お知らせ)2/28 TOONMIX8に参加します
※12/29追記:突然アイデアが浮かび、頒布内容を更新しました。そしてタグも追加しました。
突然ですが、TOONMIX8に参加します。イベント参加は完全に初めてです。
きっかけは、ミッチーに誘ってもらえたことですが、私はキャラクターよりパークそのものが好きで、細かなジャンルが異なることもあり、合同ではなく単独でサークル参加することにしました。
私が出来ることは、ミニチュアを作ること・絵を描くことですが、前者は色々と課題があるため、後者を考えました。絵を描いた裏側や想いも込めたいなと考えた結果、旅行記に近い形を思いついたので、是非それで行こうと思います。楽しみです。
当日は、友人に手伝いをお願いしています。
また、コロナの状況に応じて、参加については再検討します。
詳細は日が近づいてきたらと思いますが、取り急ぎご報告でした。
(お知らせ)Instagram始めました
(追記:カテゴリを追加しました)
タイトルの通りですが、Instagramアカウントを開設しました。
アカウントは @red_lion_fish_h です。
使い方がほとんどわかりません。とりあえず、これまでの完成した作品だけ投稿をしてみています。
ちなみにTwitterは下記の記事です。
Twitterは、基本、ブログを更新した時のお知らせ用 + 絵を公開する用にしているのですが...
Instagramは、とりあえず作ってみたに等しいので、完成したらInstagramにも投稿する、くらいで使い方を模索していこうと思います。つまり滅多に更新しないかもしれません...。新しい出会いがあれば、と思っています。
以上です。引き続き、よろしくお願いします。
マーメイドラグーンの一角を作る23
壁を伸ばして、柱を立てています。
柱は上に乗せる地面を支えるためです。
果たして上手く行くのか不安ですが... このまま頑張ります。
過程というほどでないですが、説明します。ずっと独学でやりたいように続けてきましたが、そろそろジオラマやミニチュアなどを学んでも良いタイミングのような気がします。学びたいものが多過ぎます。
基本的には軽量石粉粘土を用いています。何度か使用して、乾くと縮むことは分かっていたのですが、型を取る方法も思いつかず、ちょっと大きめに作っておこう、くらいの気持ちで作っています。
形をトレースした紙をクリアファイルに挟み、その上でひたすら粘土をこねていました。
ちょっと棚のようにしたかったので、その部分を赤く描いていますが、完成品を見るとわかる通りあまり上手くいかず...
そして、天井を支えるための柱になるものも作ります。本物には無いので、このミニチュアのためです。(そもそも技術的にぴったり同じように作れないので、雰囲気です)
発泡スチロールを切り出し、
粘土を貼り付けます。薄く伸ばしてひたすら貼ります。
ある程度巻いたら、1段目と同じように模様をつけます。層になっている印象が強いので、層らしさをつけつつ、穴も開けます。
綺麗で無いところは乾いてからやすります。随分前に量産したヒトデなども貼ります。
同様に質感をつけた壁です。高さは大体です。他でなんとかします。端の処理は乾いてからやすったりします。
小物たちがこんな感じで入ります。この壁の高さ=このスペースの高さの予定ですが、かなり狭いです。
ちなみに左にみえている白いものは、水張りをしたけれど全く進まない絵です。
忘れないように引っ張ってきたいつものイメージ図です。今、左下にみえている空間を作っています。
先は長いです... あと作り方の目処が見えていないところがまだまだありますが、とりあえずこの水中を作ることに専念します。
次回は...
壁の続きを作りつつ(色を塗ります)、もう少し小物も作ります。壁にかかっている絵などもあった方が良いかと思っています。
絵(アラビアンコーストの水辺)
※非常に画像の多い記事です
絵を描きました。(船が移動していますが)アラビアンコーストの水辺です。
私がパークで好きな景色の1つです。
以下、下記のあたりを順番に説明します。
1) 参考にした写真について
2) モチーフ選びについて
3) 絵の技術について
1) 参考にした写真について
私がアラビアンコーストの水面をどうしても描きたいとずっと言っていたので、参考写真を、なんと友人(ミッチー)が沢山撮ってくれました。見ていただくとわかるのですが、あまりに綺麗な写真で、すでに絵です(画質を粗くしています)。
一番参考にさせていただいた写真がこちらですが、空気感が完璧でした。雲の感じもとても良いです。
当初、船の詳細が欲しいと要望を伝えていたので、船も撮ってくれました。こちらも完璧な構図です。
水面の照り返しが美しい写真です。これを見て水面を描かなければいけないと思いました。
2) モチーフ選びについて
そもそもシーの至る所に水面や船が存在しますが、水面への写り込みをどうしても描きたくて、今回はアラビアンコーストを選びました。ロストリバーデルタから歩いてきて、視界が開けた時の景色が好きです。
ちなみにこの船に固有の名称があるのかと調べたのですが、「ダウ船」と言うことはわかり、ただこれは一般名詞のようです。
岸のヤシの木(植物も学びたいですね...)達を背景に佇む船は本当に綺麗です。
3) 絵の技術について
せっかくなので、今回使用したコピックの色番号を記録しておくことにしました。
今回は、水面のB97、空のB21、船の赤色(R56)の辺りがキーだと思っています。
都合上、2枚に分かれます...
2枚目です。彩度を下げるためにT系の色をよく入れています。
以下は、制作過程の写真なので、淡々と説明をします。
まず、ラフを描き...(船がよく見えるような背景を選びました)
船から行きます。いつも同じですが、手前にあるものから描いていきます。
ロープの前後関係に苦戦します。
線画ができました。
早速塗っていきます。
塗れました。これのみでも、なかなか良い感じです。
背景を具体的に考えていきます。
下書きを描きます。
ペン入れを始めます。ヤシの木はどのくらい描き込むかを迷います。
水に近いあたりから色を入れていきます。
背景を左に描き進めていきます。
水に近い部分は一旦描けました。
ここから、ひたすらヤシの木を増やす作業に入ります。
何本かはしっかり描きますが、あとは描きこみすぎないようにします。
わさわさしています。しばらくヤシの木は描きたくないです。そして船が目立たなくなってきます。
後ろの建物群を描き始めます。
建物に色を入れ始めます。
建物ができました。実は完成直前まではこのように、色が明るかったです。写真で見えていないところが結構あやふやだったり、影の整合性が若干取れていなかったりしますが...
そしてヤシの木の葉の明るさを下げました。若干落ち着いて船に目がいくようになった気がします。
空を塗る準備をします。雲として塗り残す部分を考え、
空を塗る→塗り残した雲を塗る、の順番で塗ります。雲を塗るのは楽しい作業です。絵を描くたびに違う描き方をしてみています。
肝心の水面ですが、途中過程を撮っていなかったです。ほぼ完成してしまいました。建物の色も暗くしました。
水面は、薄い水色を塗る→波を意識して青色を塗る→青色の部分のみに写り込みを描く、の順で描きました。水面がこの絵を引き締めてくれました。
細部を整えて完成です。おそらく水面の淵に、濃い黒色(T9)を塗ったと思います。
これまでコピック風景画を4枚ほど描き、技術は向上してきたと思っているのですが、1枚目のエレクトリックレールウェイの絵だけが、独特の雰囲気を持っていて、それが何だったのかを考えていました。
今回の絵を描く上で、途中何度か色に迷ってしまい、後から塗り直すと、3-4層辺りから色が載せられなくなる(表面がツルツルになって弾かれる)ので、最初にある程度の色合いを決めておくべきであった、と感じました。
迷わないように、全体の彩度・明度のコントラストをあらかじめ決めておいて、統一しておくことも必要そうです。
エレクトリックレールウェイの絵は、高架のハイライトが非常に明るく、全体として主な色のトーンが統一できていたのだ、と今になって思います。空の色をグッと暗くしている(B14でかなり暗い空の色です)点も、電車や高架を目立たせてくれています。
とはいえ、近景のみと言うこともあり、難易度は低い構図だったかもしれません。
今回の船の絵はロープがありますが、あのロープがうまく光って目立ってくれるように、もう少し太くして明るい色を入れれば印象が変わったのかも、など、色々と課題が見えて面白いです。
次はマークトウェイン号を描こうと思っているのですが(また船です)、「絵として目立たせたい部分を決めておき、明るくするなど工夫する」「遠景に太い線画を入れることへの違和感を克服する」「全体のトーンを事前に合わせておく」のあたりの課題を考えつつ、次回の作品作りに挑みたいです。
長くなりました、読んでくださりありがとうございました。
以上です。
余談
ブログを開始してから1年以上経ったようです。あっという間でした。
いつも読んでくださる方やTwitterで見てくださる方、ありがとうございます。
引き続き、創作を続けていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
マーメイドラグーンの一角を作る22
※この記事は画像が多いです。
木の箱を作りました。前回作った水色の時計の下です。
しばらく説明に使っていた、↓の小物は作り終えました。
過程を説明します。
箱を作る
フタから作りました。いつもお世話になっているバルサ材を今回も使います。
Pカッターで、板を何枚か使っている風の装飾を施します。
アクリル絵の具だと木目が見えないので、木目を生かすためにコピック(E35)で塗装します。
組み立てるとこのようになります。
本体の方を、同様にバルサ材で作ります。
コピックのインクが勿体無いので、見えない部分は色々と省略し...
同じように、箱の形に接着します。木材は木工用ボンドで簡単に接着できるので、便利です。
各側面の高さのズレが気になったので、後からヤスリで整えておきました。
フタを被せるとこうなります。気が早いですが時計も置いてみています。
フタが深い点が気になり...
浅くしました。フタと本体で、幅の差が意外とある点もちょっと気になります...
おそらくこの箱は本来、上に開けるのではなく、本のように蝶番を起点に開くタイプと思うのですが、中身は作らない予定であるのと、強度の観点(と、蝶番で開くようにするのが大変...)から、この作り方にしました。
装飾を施す
装飾を色々つけていきます。基本的には、ほぼ紙を使います。
画用紙を切り取ってきて、
8つに分割します。箱の角の金属部品を作ろうとしています。
このような感じで、曲線に切り取って、折り目をつけます。
紙なので、コピックで塗装ができます。V95(くすんだ紫) + E31(薄めのベージュ)です。
留め具として、余っていたネイルチップを使います。むしろミニチュアのために購入した記憶があります。
良いアクセントになってくれます。8箇所分の角のパーツを作るのみでも、意外と時間がかかりました。
鍵のかかる部分を作ります。同様に、画用紙で形を作り、コピックで色を塗って貼り付けています。
錠前もどきをつけています。針金で留めようとしましたが、細い針金が無いので、この形にしました。
ピンボケした写真しか撮れていなかったのですが... 錠前も全て紙で作っています。
本物に、取っ手が付いていたので、つけてあげました。
ネイルチップをつけて、ここまできました。かなり箱らしさが出てきました。
最後に、ベルトが付いていたので、つけてあげます。加工の楽な画用紙を持ってきて、
コピック(R59、深い赤)で塗り、本体に巻きます。留め具は金色のペンで色を塗った丸い紙です。
完成
できました。だいぶ馴染んでいます。
横から見るとこんな感じです。
次回は...
あとは、貝殻と、望遠鏡らしきものがあった記憶で、それを作って小物作りを終えようと思います。
マーメイドラグーンの一角を作る21
無事、時計ができました(写真真ん中の水色のものです)。
前回から少し時間が空いてしまいましたが...過程を説明します。
ちなみに前回は、下記です↓ 粘土の造形に苦労していました。
前回、表面に型をつけてあったので、このままアクリル絵の具で着色していきます。雰囲気で花柄を描いてあげます。
ニスを塗ると、本物に少し近づいてくれたような気がします。
時計盤を紙に描いて用意します。ここで、振り子時計の方と、時間が合っていないことに気づきます(パークの公式HPのアトラクション紹介写真を参考にしています)。
貼ります。デスクライトの反射光が見づらいですね...
金色のペンでふちを塗って完成です。ペン、本当に便利です。
立たせると、かなりそれっぽいです。周りの小物が増えてきて、やっとイメージが湧いてきた感じがします。
次回は...
何回か登場している図ですが、先に時計を作ったので、次は下の箱を作ります。
また、そろそろ壁を高くしようと思っているのですが、壁を塗るのに使った石粉粘土が乾くとかなり縮むため、造形が難しく悩んでいます... まとまって時間を取れるときに挑戦しようと思っています。
この、アリエルのプレイグラウンド周辺が終われば、だいぶ前に貼った絵ですが、上側を作っていけるようになるので、気長に頑張ります。
マーメイドラグーンの一角を作る20
小さな時計を作っています。
実は、製作中の手元を動画に撮れないかと思い、ずっと撮っていたので、写真がほぼ無く... とりあえず、動画の中のキャプチャで代用します。動画は、大丈夫そうであれば載せようと思います。
復習をすると、どこかの記事に貼った下記の、上に乗っている時計です。
過程ですが... まず、百均の樹脂粘土を使っています。
いつも粘土の造形をほぼ気合で行っていて、再現性が無いので、少し型を作ってみようと思って作ったのが下記です。まずは長方形にしてから、細部を整えようと思いました。
よくYouTubeで拝見している「ハムスターのミニチュア工房」さんが型を作られていたので、参考にさせていただきました(と言い切れないいびつさですが...)。
長方形を作ってから、こんな感じで削ろうと思っています。
中央の凹みは、型に粘土を入れるときに、一緒に押し込もうと思って作りました。
...という感じで進めていますが、型がボンドで仮止めであったことと、粘土の方が硬かったために、結局型が崩れてしまい、気合に頼ってしまいました。
次回は...
色を塗ってそれっぽくしてあげたいです。